デザイン学部視覚デザイン専攻では、オンライン環境を活用し、デザイン教育の現場に即した新たな視覚デザイン教育プログラムの開発をめざしています。2020年度より、威廉希尔官网感染症の影響で、本学部でもオンライン授業が導入されました。もともと本学で使用していたe-ラーニング(双方向学習)ツールのMoodleをはじめ、ZoomやGoogle Classroomなど、さまざまなオンラインのツールや環境を駆使して、対面授業のみの頃と同等あるいはそれ以上の質を求めた授業に取り組み、オンライン授業ならではの教育効果も得られています。
一方、現時点ではデザイン教育に不可欠な対面授業や協同作業でなければ得られないものを、オンライン授業でカバーするまでには至っておらず、今後、理想的な仕組みの構築が期待されています。そこで私たちは、学生とともに既存のオンラインツールを使用することで得られる効果の検証や、遠隔におけるデザインの協同作業に適した環境や考え方についての特別講義を開くなどし、デザイン教育の現場に合った新しい仕組みの検討やリサーチ、企画立案に取り組んでいます。4年後の最終年度には、プロトタイプの提案?制作、学外発表を行う計画です。
伊藤英高 准教授 Interview
協同作業が必須のデザイン教育の現場に即し、遠隔と対面を効果的に融合する新しいデザイン教育の研究が始動!
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