発展をとげるメディア社会の担い手として期待される受験生諸君へ
メディア学部長 飯田仁教授
東京工科大学のメディア学部は、1999年に“元祖メディア学部”として将来のメディア社会を担う人材育成を目的にスタートしました。人文社会系から情報スキル系やコンテンツ制作系までの広い範囲をカバーする実践的な教育を通して、多様な社会ニーズに対応することができるように、新しいソーシャルサービスやコンテンツビジネスを創造する力を身につける教育をしています。それと共に、新しい感覚のアニメやゲームなどを制作するコンテンツクリエイションや先進的な技術を活かした人とコンピューターのインタラクションなどを追究するスキル教育も行っています。
教育の成果をすでに広く公開していて、学生たちの制作物を4年制大学では初めて東京国際アニメフェア(2002年から)、東京ゲームショー(2007年から)などに本年まで連続して出展しています。また、子供教育用のe-ラーニング?ソフトを銀行や企業と一緒に開発したり、ミュージック?ビデオなどのコンテンツを企画?制作?配信して、アルバムプロモーションに使うなどの実績が積み上がってきています。また、卒業研究では水彩画タッチのペイントツールや点描画コンテンツ制作手法などを独自に開発し、学会からの奨励賞を受賞するなど学生の実力が学外でも高く評価されてきています。これらの実績は文部科学省から特色ある教育として認定され、支援を得た演習科目群の教育成果であり、1年次からでも制作の実際を学べるカリキュラムを用意しています。
そして、社会へ巣立つ準備をする3年次以降は、さらに様々な専門的演習が用意され、より実践的な取り組みができるようになります。
今の日本には新しい展開が強く求められています。
皆さん、これからの新しいメディア社会を築く人材として大きな夢を持ってください。
メディア学部では受験生諸君が様々な分野に羽ばたいていくことを応援します。
2011年1月7日掲出