学長からのメッセージ[2011年3月16日]
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
東京工科大学では、現在、在学生の皆様の安否について確認をしております。被災された学生の皆様の不安な気持ちを拝察し、心痛む思いであります。今後、被災された学生の皆様の状況を把握し、多方面からの支援について、鋭意検討を進めてまいりますので、何かご心配な事がありましたら、ご遠慮なく本学までご連絡ください。
卒業生の皆様、東京工科大学における学生生活をこの3月で終えるにあたり、記念すべき学位記授与式を中止とすることになりましたことについては、誠に残念であり、開催を切望される卒業生もいるかと存じますが、現在の状況をご理解いただき、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
在学生そして保護者の皆様、八王子キャンパス、蒲田キャンパスの両施設共に大きな損傷などはございませんでしたが、新年度より、学生の皆様に安心して施設をご利用いただけるよう、保守?点検に努める所存です。
新入生の皆様、入学式につきましては、4月4日に開催の予定でしたが、諸事情のため、日程を変更のうえ開催する方向で関係各位と調整を進めております。詳細が決まり次第、ホームページ等でご連絡いたします。また、新入生のうち、被災された方で、入学に際してのご相談等がございましたら、本学までご連絡ください。
本学OB?OGの皆様 日頃より本学にご支援、ご助言をいただき、感謝しております。このたびの地震により、少なからず、本学在学生への被災が確認されております。OB?OGの皆様の中で被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
本学では、今後、被災された学生の皆様に対する支援を検討してまいりますので、引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
現在、余震、原発事故などまだまだ予断を許さない状況ではございますが、救助活動等が迅速に進み、一刻でも一日でも早く、被災された皆様が、平穏な暮らしを取り戻されますことを切に願っております。
東京工科大学長 軽部征夫
2011年3月16日掲出