一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)の寄附講座「ライブ?エンタテインメント論」をメディア学部の特別講義として開講しています。この寄附講座は産業界が求める実践的な教育の実現を目指し開講します。その第７回の講義が2011年11月8日（火）に実施され、松任谷正隆客員教授をお招きし「ライブ?エンタテインメントの未来を考える」と題して開講しました。

プロデューサーの仕事とは

松任谷先生の学生時代や芸能界に入ったきっかけ、プロデューサーになった経緯などの話がありました。松任谷先生がプロデューサーという仕事に就いた経緯については、「なろうとしてなったわけではなく、ひとつの仕事において自分がおこなっていたことが自然とプロデューサーという仕事になっていった」とのことでした。また、プロデューサーという仕事は、常にアイディアを出し続けること、人のアイディアを評価できることが大切であるという趣旨で学生に対しメッセージがありました。

苗場コンサートの映像配信について

松任谷先生は苗場でのコンサート「松任谷由実 Surf＆Snow in Naeba」をはじめた経緯や、苗場プリンスホテルでの実施について、仕事のやりがいや楽しさ、苦労したことなど体験談を踏まえながらお話いただきました。また、このコンサートの映像配信コンテンツ「YUMING NET MAGAZINE IN NAEBA ［Y MODE］」でのメディア学部学生の取り組みについても触れ、学生の斬新な発想を形にしていく技術力の高さを評価していただきました。

学生から松任谷先生へ企画を提案

「ネットライブをもっと面白くするには？」というテーマで松任谷先生に学生から新企画を提案しました。「ネットライブ上でのリクエストライブ」や「サテライト会場」、「ネットライブ中の音源の単独再生システム」など、たくさん提案などがあり意見交換が行われました。これらの中から、将来ユーミンのコンサートで採用されたら素晴らしいですね。

最後に松任谷先生から学生へ「自分はまもなく還暦になりますが心は20代のままです。今を大切にして生きてください。」との趣旨のメッセージがあり、学生からは松任谷先生の誕生日を祝い講義が終了しました。

■産業界で活躍している講師の方々を招いて「ライブ?エンタテインメント論」開講のお知らせ
/information/2011/021492.html

■昨年に引き続きユーミンのコンテンツ制作に参加！
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■昨年に引き続き東京工科大学学生が「ユーミンプロジェクト」をサポートします！
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