西野勝俊応用生物学部講師の共同研究が国際学術誌「The FASEB Journal」に掲載
西野勝俊東京工科大学応用生物学部講師 (研究当時:京都大学大学院生命科学研究科助教)、神戸大朋 京都大学大学院生命科学研究科准教授、湯浅花 同修士課程学生(研究当時)、永尾雅哉 同教授、木戸尊將 東京慈恵会医科大学講師、須賀万智 同教授、福渡努 滋賀県立大学教授らの研究チームは、培養細胞とラットを用いて、ビタミンBのリン酸エステル加水分解に4つの亜鉛依存性酵素が重要な役割を果たすこと、さらに、この加水分解活性が亜鉛栄養状態によって大きく影響されることを明らかにしました。これは、ビタミンB代謝に亜鉛が重要であることを明確に示した成果になります。本研究成果は、2024年9月16日に国際学術誌「The FASEB Journal」にオンライン掲載されました。
【書誌情報】
タイトル:Rate of hydrolysis of the phosphate esters of B vitamins is reduced by zinc deficiency: In vitro and in vivo.
掲載媒体:The FASEB Journal, 38, 18, e70025.
著者:Hana Yuasa, Kiyoshi Miyazaki, Takamasa Kido, Katsutoshi Nishino, Miku Shiotsu, Tsutomu Fukuwatari, Machi Suka, Masaya Nagao, Taiho Kambe (2024).
DOI: https://doi.org/10.1096/fj.202401207R
【参照ホームページ】
京都大学「ビタミンBの吸収?代謝には亜鉛栄養が重要」:
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-09-17
■応用生物学部WEB:
/gakubu/bionics/index.html