大学院デザイン研究科で大田区産業振興協会による講演会を開催

　2025年7月1日(火)、大学院デザイン研究科科目「デザインクリエイションⅠ」にて、大田区産業振興協会の皆様をお迎えし、大田区の産業振興やシティプロモーション戦略についての講話を開催しました。
　講話では、映像資料を活用しながら、区の産業振興に向けた具体的な取り組みをわかりやすくご紹介いただきました。さらに、東京工科大学および同法人である日本工学院専門学校とのこれまでの連携についても触れ、企業だけでなく地域と教育機関が協力する意義を再確認しました。また、実際に使用されているブランドメッセージやロゴマークについて学生一人ひとりが意見を述べる場面も設けられるなど、インタラクティブな内容となりました。
　講話の後半には公民連携推進の重要性について解説があり、行政と民間がWin-Winの関係を築くことの大切さが強調されました。公的機関の信頼性と企業等の専門性が融合し、社会課題の解決をビジネスとして推進している具体例も紹介されました。
　終盤には、人口減少や高齢者施策、自治体のDX化、子育て支援策などについて、学生から積極的な質問が寄せられ、活発な意見交換が展開されました。
　今後も東京工科大学は、行政をはじめ外部と連携した教育プログラムの発展を図り、学生の実践的な学びの充実に努めてまいります。