デザイン学部 小田敬子教授が、香川大学教育学部附属坂出中学校の教育支援に協力

　2025年9月10日（水）、デザイン学部の小田 敬子教授が香川大学教育学部附属坂出中学校より依頼を受け、遠隔形式による教育支援を実施しました。本取り組みは、中学校の「総合的な学習の時間」に対する専門的なサポートとして行われました。

　今回教育支援を行ったのは、同校が取り組む「総合学習CAN探究」の課題です。異学年の生徒（1～3年生）で構成されたグループが1年間かけて独自に探究したいテーマを設定し、主体的に学びを深めていくという教育プログラムで、当該グループの生徒たちは、「YouTubeでたくさん再生数を得るには」というテーマのもと、視聴者の関心を惹きつけるサムネイルにも着目。専門的な視点からのアドバイスを希望し、本学デザイン学部でグラフィックデザインを専門とする小田教授とのZoomによる教育支援が実現しました。
　今回の支援では、造形的アプローチにとどまらず、「何を伝えたいか」というメッセージ設計の重要性や、視覚表現との整合性についても解説。具体的なYouTubeチャンネルを題材にしながら、現状分析?新規性の提案?批判的思考などを含めた思考プロセスを、生徒たちに分かりやすく紹介しました。
　今回の学びが、生徒の皆さん一人ひとりの探究心をさらに深めることにつながれば幸いです。