■概要
優れた工業デザインを生み出すための課題を大別すると、コンセプトメーキングのための調査分析、デザイン案の創造、意思決定の3つになります。こうした課題の達成度は信頼できるデザイナーの経験と感性に依存することが多くなりますが、地球環境問題を背景に量よりも質が問われる今後の工業デザインでは、その妥当性に関する可能な限りの客観性や説明性が求められています。デザインは日々の暮らしに身近な存在であり、デザインとはユーザーのためにあることを踏まえると、ICT技術の発達に伴い、今後はユーザーがデザインにおける問題点を解決し、ニーズに応えるデザインの糸口を創る機会や可能性も高くなります。
本プロジェクトでは、デザイン方法論やデザイン支援システムに関する研究を行っています。
|