サービスラーニングについて
東京工科大学の「サービスラーニング」は、ボランティアなどの地域での活動体験を通して、その活動の背景にある社会的課題について学ぶ体験学習型授業です。活動前の学習やリサーチ、ディスカッション、活動後の振り返りなどを実施し、各学部で学ぶ知識を実社会で活かすための思考力や社会的知識の向上を目指します。
履修のメリット
- 幅広い年齢層の人と触れ合える
- コミュニケーション能力を養う訓練になる
- アルバイトとは異なる社会経験ができる
- 他学部の学生と交流できる
など
サービスラーニングⅠ?Ⅱ
「サービスラーニング」の基礎編です。八王子市内で開催されるイベントや事業など、リストアップされたものの中から希望するものを選択して、ボランティア活動に参加します。
主な活動例
稲作体験活動1【代かき】(上川口小学校)
地域環境への関心を高め、自然を大切にする心の育成を目的に、小学校内にある田んぼの“代かき”(泥をならす作業)を体験しました。
スポーツの日(高嶺小学校)、運動会(七国小学校)
使用する道具の準備や片付け、ライン引き等の競技?演技の準備、児童の管理など、教員の手伝いを実施しました。
消防団操法大会
消防団員の消火技術を競う審査会での会場設営や場内管理、誘導などを行いました。
サービスラーニングⅢ?Ⅳ
「サービスラーニング」の発展編に位置付けられます。社会課題に関わる特定の活動に、一学期間、継続的に参加し、それを通じて学びます。
主な活動例
由井?片倉プログラム
八王子市社会福祉協議会、高齢者あんしん相談センター片倉との協働で、高齢者向けのスマートフォン教室を企画?実施。学生は高齢者の抱える課題を学び、それを起点に具体的な企画を立案して、教室を開催しています。
学童プログラム
八王子市立第四小学校の学童保育でのボランティア活動。事前に学童クラブの制度や運営について学び、活動を通して子どもの居場所や育成について考える機会としています。