工学部の地域連携活動
本学が推進する地域連携活動の一環として、工学部では、2?3年次生を対象とする必修科目「地域連携課題」を開講しています。これは、キャンパスの所在地である八王子市が直面するさまざまな地域的課題について5~6名のグループワークで取り組み、問題の発見?分析の発表および解決策の提案を行うものです。実施にあたっては八王子市市民活動推進部の支援を受け、課題に関する情報の提供や成果発表会における講評などの協力をいただいています。そのほか、高校生を対象に、英語を使いながら化学実験を体験するユニークな学習プログラム「サイエンスイングリッシュキャンプ」も開催し、毎年好評を博しています。
事例紹介
■高尾山の外国人観光客への対応力向上による観光産業の発展
近年、急速に外国人観光客が増えている八王子市の名勝、高尾山の観光産業への貢献をめざす活動を行いました。現地の飲食店や土産物店での聞き取り調査の結果、外国人からアレルギーなど食品に関する質問が多いことが判明。店で提供する食品に含まれる材料を、わかりやすいイラストで表す「食品案内カード」を作成して提案し、実際に一部の店舗で採用していただきました。
その他の事例
?遊休農地を利用した八王子市の新しい観光業
?八王子からの若者流出を食い止めろ!!~住みたい街HACHIOJI~
?八王子バイパス沿線における自動車の騒音問題
?工場誘致による交通空白地域の解消およびそれに伴う過疎地域の活性化
?防犯パトロールで小学生の成長をサポート
?高校生が英語で化学実験を体験する「サイエンスイングリッシュキャンプ」