REC.015 chapter.3「とにかくやらないと始まらない」
season 2
REC.015 chapter.3
とにかくやらないと始まらない
―学生からの事前質問に、「社会人になるにあたって、最も必要なものはなんですか?」とあります。
増子:やる気かな。生きる気というか気力。社会人になったら急に何かが変わるわけではなくて、社会人になっても自分は自分ですよ。自分で働いて、食いぶちを、親ではなく自分で作っていかなくてはならない。そこでは非常にシビアで、身の丈に合った分しか入ってこないので、そこをバネにできるか。腐ってもしょうがないですからね。腐っても給料上がらないですから。
―世代に関係なく、学生から社会人になるときは不安です。
増子:自分もそうでしたね。長いスパンで見られないというか、これはしょうがないんですよ。いわゆる人生が階段だとすると、二段目で見る景色と十段目で見える景色は広さが全然違うので。これはもう概念の違いなので、どうしても近視的になるというか、近いものにしか目がいかないのは、もうしょうがない。これも失敗してみるべきことですよ、単純に。
―講義では学生たちが、自分たちには可能性が十分にあるんだ、ということがよくわかってくれたと思います。
増子:とにかくやらないと始まらない。いくら可能性があってもね。何もやらないのはもったいないですよ。時間もあるんだし。これは本当に長年生きてきてわかったことだけど、道は一つじゃない。会社なんかそうですよ。良い会社に入りたくて、入れなかったら最悪。だったら自分で良い会社を起こせばいいんですから。なかったら作る。本当、そういうことなんですよ。
―今日は元気の出るお話、ありがとうございました。
chapter.3 とにかくやらないと始まらない
REC.015 増子 直純さん
怒髪天Vocal
- REC.015 chapter 1-3 -
- chapter.1 まだ開いてないページが一杯ある
- chapter.2 いかに自分がその相手を好きになり、心を開いていけるか
- chapter.3 とにかくやらないと始まらない
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