REC.003 chapter.2「『もしもしにっぽん』プロジェクト」
season 5
REC.003 chapter.2
「もしもしにっぽん」プロジェクト
― 現在手掛けておられる、日本のポップカルチャーを国内外に発信する「もしもしにっぽん プロジェクトですが、これまでイベントに108万人の集客がありましたが、いかがですか?
http://www.moshimoshi-nippon.jp/
中川:少なくとも自分たちが仲間とつくってきたカルチャーを守りたいし、世界の人に知ってもらいたい。だから自分たちの手でコンテンツをつくっていくことが大事ということを、いろいろな人たちに伝えていかなければならないと思っています。手応えはありますが、まだまだ足りないこと、やっていかなければならないことが一杯あると思っています。背伸びすることなく、アソビシステムじゃないとできないことをやっていきたいですね。
― アソビシステムは様々なお仕事をなさっていますが、代表的なお仕事は何になるのでしょうか?
中川:僕らは全部そうだと思ってやってきているので、人によって見方は変わってくると思うんです。僕はそれでいいと思っていて、それが自分たちの評価。また、自分たちで自分たちを評価しないのが大事で、成功しなくちゃいけないけど、自分たちでこれが1番、これが2番と順番をつけるのはよくないと思っています。
― SNSでは安易にいい評価、悪い評価が書き込まれていますが、どう思われますか?
中川:嫌なことがあるからいいことがあると考えなければいけないと思います。
― 御社はどんな人材を必要としていらっしゃいますか?
中川:頭でっかちではなくゼロの子がいいですね。そして、しっかりしている。今日、いい人材に巡り会えたらいいなと思って講義を引き受けさせていただきました。
― これからのアソビシステム、どんなことを考えておられますか?
中川:来年10周年で、一つの区切りでもあるので何かコンテンツを考えたいなと思っています。今やっていることを地に足をつけて続けていくことも大事で、ゴールを設定するとそれで終りになってしまいますので、つねにレールをつくりながら。ゴールを決めてしまうとそこから先に進めないので、そこは凄く意識しています。
― 本日は誠にありがとうございました。(次回はウォルト?ディズニー?ジャパンの目黒敦さんです)
chapter.1 「『僕らにはレールがなくてルールもない』」
REC.003 中川悠介
アソビシステム株式会社代表取締役
- REC.003 chapter 1-2
- chapter.1 「『僕らにはレールがなくてルールもない』」
- chapter.2 「『もしもしにっぽん』プロジェクト」
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