音楽関連の仕事
メディアコンテンツにとって「音楽」はとても重要なものです。「音楽」には、人々に共通の感情を呼び起こし、感動を生み出す力があります。またコンテンツのみならず、ライブ?パフォーマンスやステージ?イベントをつくる原動力もそこにあるのです。
仕事種類
デジタルサウンドクリエイターミキサーPAエンジニア作曲家アレンジャーシンセサイザー?マニピュレーター
レコーディングプロデューサー音楽著作権管理スタッフ音楽ジャーナリスト など
コンピュータやシンセサイザー、サンプラー、 MIDIなどを使ってさまざまな音や楽曲を作り上げ ます。インパクトのある音は、コンテンツの要です。音楽の世界から、テレビ、映画、そしてあ らゆるメディアに必要とされる仕事。時にはゲームソフトの開発メンバーとして仕事を引き受けることもあります。
DTMやシンセサイザーなど、デジタル?ミュージッ クツールを使いこなす実力が必要です。プログラムにより、イベント用にインタラクティブなサウンドをつくる仕事もあります。
ステージ上の楽器や歌などすべての音源を一度集めてベストな状態にミキシングし、すべてのスピーカーから最良の音を出す仕事。
音響や電子工学の知識はもちろん、音をきちんと聞き分けられる「音感」求められる。また、基本的に現場仕事なので体力やほかのスタッフとの協調性は必須。
すでにあるメロディーに、コードやリズム、イントロや間奏をつけて完成された楽曲にする仕事。また、演奏の各楽器ごとの演奏について考えて譜面にする。
音楽理論に精通する必要があり、幅広いジャンルの音楽についての知識が必要。時代感覚をとらえ、要求されている楽曲の方向性を理解する力が必要。
レコーディングされる音源の企画からリリースにいたる、すべてのプロセスを総合的に監督する。レコード会社に所属、または契約ベースで仕事します。新しいミュージシャンを発掘して世の中に紹介する醍醐味を味わえます。
レコード会社の中でいろいろな経験を積み、認められてなる。必ずしも音楽業界での経験がなくとも可能。人間関係を築き、新しい音楽を発掘する能力が必要。すぐには売れなくとも、ねばりづよく工夫を加えて、世界に受け入れられる作品をつくるガッツが必要ですね。
音楽商業雑誌、CDショップで配布されるフリーペーパーなどの編集を行います。ジャンルや雑誌のコンセプトに合わせ、新曲情報やインタビューなどの企画をたて、取材、原稿作成を進める。自分の好みだけでなく、世界中の人に音楽を楽しんでもらうための案内役にならなければなりません。
音楽的な知識や教養があることはもちろん、体力的にもタフでなければならない。常に業界の流れを予想し、アンテナを張る感性を持ち、自分の感じた事を正しく他人に伝える表現力を鍛えておくことが重要。
さまざまな音響機器を利用して、それぞれバラバラに収録した音を、一つの音楽作品に仕上げて行く仕事。全体としての音楽を完成させる重要な仕事です。ラジオ番組のミキサーの場合は、番組からCMまで、全体のバランスをつくりあげる力が特に重要です。レコードでは、最終的にステレオになった時の音の空間的なイメージを。
作業の試行錯誤を繰り返し、納得がいく作品になるまで頑張る気力探求心が必要。なによりも音と音楽を愛する心。
人の心を打つメロディを生み出して行く仕事です。作曲家が活躍する場は、テレビのCMソング、タイトル曲、電話の信メロ ディ、ゲームのテーマソングまで広がっています。近年ではデジタル化によって、楽曲制作のペースが早くなっていますが、重要なのはやはり、人の心をとらえる魅力ある音楽性。
センスや才能があれば、楽譜がかけるというものではないが、まずは音楽が好きで、楽曲のイメージを作り上げる能力が重要。また、演出家の意図を聞き出す力も大事です。
シンセサイザーを中心とした電子楽器は、現代の音楽制作の中心的存在となってきました。そうした楽器の、音源となるデータを作り上げる仕事です。
電子楽器全般に対する知識が必要です。さらに、音楽全般における能力を持ち、演奏するアーティストの要望を的確にくみあげるコミュニケーション力も重要。
メディアに登場する楽曲の著作権を管理する。これまでは、レコードやCDの販売、テレビラジオによる放送、ライブイベントなどでの演奏などにおける著作権を主に管理してきました。しかし現代では、ネットを利用した音楽配信、通信カラオケ、携帯電話の着メロなど、新たな音楽メディアが登場して、その仕事は多岐にわたることが予想されています。
音楽の知識の他、経営学や法学を勉強しておく必要がある。ネットの専門的な知識も求められ、また外国のスタッフとのタフな交渉まで出来る能力も求められる時代となりました。